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火葬後の話
10月3日の新聞の記事から、京都市は中央斎場で火葬・収骨後に残る火葬後の「残骨灰」から歯の治療などの使われた貴金属の抽出し、売却する取り組みを始める。市の火葬施設は残骸灰を埋める穴が満杯になりつつあり、延命のため昨年度から骨などを細かく砕く減容量化を行っている。この過程で貴金属も分別できることから今回このような考えかたになった。
市が売却を検討しているのは昨年4~12月の残骨灰約39トン(約1万3千件分)から抽出した貴金属、見込み額は1億1900万円に上る。関連議案を21日に開会した9月議会に提案している。
命を繋ぐといった意味でいえば私は問題ないのではと思う。医学も時代に合わせて発達しており今は金歯とかしている人は見かけない。時代が進むにつれてこの数字も下がってくるのではないかと私は思う。
ペットの火葬後、弊社の返骨プランだと基本的に全収骨を返骨させていただいていますが、ご家族の希望で部分収骨でいいという飼い主さんも少なくはありません。それは関西方面では人間の収骨が部分収骨という習慣だからなのだと思う。この記事は火葬後の部分収骨後に残ったお骨からのリサイクル的なことを書いているが、私には人間の部分収骨されたあとのお骨の穴が満杯になってというそこにどこか寂しさを感じる。
私の親父の部分収骨で残ったお骨はどこに行ったんだろう。私が亡くなったとき全収骨を希望したら全収骨してくれるのだろうか。これは死というカテゴリーの誰もが背けたくなる部分の光の当たらないところの話。